株式会社翔泳社さんが、電子書籍のサイト『SE PUB』をスタートさせました。
その第一弾として、IBM DB2の関連書籍(今回は4冊)が公開されました。
『DB2 9.7 エバリュエーション・ガイドブック』
こちらは、市販の本を電子化した物のようです。PDF214ページもの。
『DB2 9.7 & Oracle 11g 比較ハンドブック』 PDF106ページもの。
『共有ディスク型クラスタ「DB2 pureScale」の実力』 PDF10ページもの。
『DB2 徹底使いこなし講座』 PDF28ページもの。
こちらは、既存の記事を再編集した物のようです。
無料で利用できる事から、マーケット調査的な意味合いもあるのでしょう。
利用者目線で考えると、「絶版本」や「特集記事」といった必要なものを手に入れる手段としては、このような電子書籍化は、歓迎出来るものと思います。もちろん、価格がどうなるのか。それも大きいですけどね。
本によっては、絶版となってオークションで高値で取引されるものもあります。かといってその本を市場に出すためには、コスト面でのリスクが高い。それを解決する一つの手段となることでしょう。幸いなことに、電子書籍には再販価格維持制度が適用されないようですので、利用者にとっては安価に入手できる可能性が高いですよね。
不法コピーの問題、取次会社の問題や書店の問題など、技術的な問題や今までの商慣行の問題、会社の存続など様々な問題を含みつつ、電子書籍化はどんどん進んでいる感じですね。
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