2012年11月2日金曜日

就職力 - 「コンピュータ職適性テスト『CAB』」を考える1

アポなしで企業さまが、来校された。
学生を採用していただく企業さまと、お話をさせていただく機会がとても多くなりました。

用件は、2013年3月卒業の学生向けの求人でした。採用活動が、順調でない企業さま、追加採用を始める企業さま、理由は様々ですが、学生にとってはうれしい限りです。

ただ、その選考基準を学生が通過できるのか。そこに、壁がある。

学生が積極的に受験に望むかどうかの一つのポイントは、「採用活動が明確」というのがあるようです。先がどうなるか不明なものよりは、先が見通せるほうが安心感がある。

ということで、企業さまから学生に告知する情報を得るためにいろいろとお話を聞きます。その中で、適性検査に「CAB」を実施します。というお話をいただきました。企業さまによっては、どの適性検査を使用するかは教えられないよ。という企業さまもあります。ですから、ありがたい情報です。ただ、その対応ができるの?というと・・・。ただ、この学生さんには向くかな?という検討はつけられる。
コンピュータ職適性テスト「CAB」 
特徴
  コンピューター職としての適性を診断します。
  SE・プログラマーそれぞれについての職務適性だけでなく、 入社時に
  見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性についても
  予測します。 
測定科目
  暗算
  法則性
  命令表
  暗号
  パーソナリティ(OPQ) 
所要時間
  95分 
日本エス・エイチ・エル株式会社のHPより引用)

CABの測定科目である、「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の傾向は
  • 大量の問題に素早く正確に答える
      暗算 ・・・ 四則演算のスピードを競う
             問題数 50問  時間 10分
      法則性・・・ 5つの図形の法則性を探す
             問題数 40問  時間 15分
      命令表・・・ 与えられた条件から、論理的に推論・結論を導く
             問題数 50問  時間 20分
      暗号解読・・ 暗号を解読して正しい図を選ぶ
             問題数 39問  時間 20分
  • 厳しい時間制限
      暗算 ・・・ 12秒/問
      法則性・・・ 23秒/問
      命令表・・・ 24秒/問
      暗号解読・・ 31秒/問
  • 出題問題の理解(初めて見ると戸惑う)
      命令表、暗号読解

    株式会社クイック教育システムズ 代表取締役 家坂圭一氏セミナー資料より引用

最近の学生にとって、大量の問題を素早く短い時間に解答していく。ということは、苦手のようである。
これまでに学生さんに「エゴグラム」を実施したことがある。採点は、〇=2点、△=0点、×=0点を、10問ごとに集計する。その計算を、6ブロックで実施する。その作業の様子を観察したときに、愕然とした。
さすがにたし算ができない学生は、専門学校生としてはいません。でも、そのたし算のスピードが問題だと感じた。遅い。中には、ペン先で数えている学生もいる。
0,1,2 の三つの数字を10個組み合わせた暗算ができない。または、非常に遅い。

適性検査を突破できない、一つの原因がここにあると考えています。
その解決策が、脳力開発トレーニングだと考えています。
適性検査対策ということだけではなく、基本的なポテンシャルそのものもアップするはず。

学校でも導入をしましたが・・・

課題は、効果的な導入の方法を検証しないといけない。と分かっている。


適性検査を突破できない学生が増えた。そんな現状において、
就職力 = 適性検査を突破する力
ではないだろうか。

適性検査の対策本で、問題に対する考え方や解き方を学んでも、根本的な処理能力はアップできない。処理能力を向上させるトレーニングが必要ですよね。

2012年11月1日木曜日

就職力 - 判断力、実行力、馬力


東海旅客鉄道「判断力、実行力、そして馬力が必要」 巣山芳樹(取締役人事部長)より引用


働くということ
働くということは、究極的には自分と家族が食べていければいい。しかし、それではみもふたもない。自分がしている仕事が世の中の役に立っている、日本という国に貢献している、という実感が持てることが働くことの意義ではないかと思う。

就職活動とは
点数で数値化された世界に慣れ親しんだ学生さんからすると、就職活動は理解しがたい部分があると思うんです。必ずしも点数で評価されるのではなく、自分自身の人間性、素の部分が試される。また、相性や運で左右されることもある。

採用のポイント
採用に至った学生さんを見ていると、部活動であったり、サークルであったり、バイトであったりと、学生時代に活躍したフィールドは様々です。運動系、文科系は問いません。そして、それぞれのフィールドで代表を務めるリーダーもいれば、ムードメーカーもいたり、会計係もいたり、役割も様々です。それでも話を聞くと、それぞれの持ち場でしっかりと力を発揮している。 
頑張ったフィールドで、自分が何を考え、努力してきたかということを自分の言葉で答えることが大事。 
企業研究をしたと言っても、詳しい仕事の内容まではわかっていないでしょうから。それよりもむしろうちの会社で働くことの意味を本質的に理解していることのほうを重視します。 
人事担当者から見て、欲しい資質というのは協調性やコミュニケーション以外にも、さまざまあります。たとえば、スピーディな決断力。慎重さと果断さ。

働くことの意義。

大事ですよね。

あなたは、何のために働いていますか?

百ます計算のスコア(2012.11.01)

百ます計算を、続けること16日目。
まだ、スコアをアップできる要素があると感じているのですが、スコアが伸びなくなりました。


そこで、処理能力をアップさせるためにトレーニングを追加することにします。何のトレーニングかというと、ビジョントレーニング。私の入力処理のスピードアップをはかるためのトレーニングをします。

コンピュータの処理能力をアップさせるための方法として、入力処理を効率的にする方法ありますよね。入力用のバッファエリアや、キャッシュなどがそうですよね。

じつは、文字を読み込むスピードが遅いんです、私。情報処理技術者試験の午後問題、文章の長めの問題が出るのですが、まず時間前にさっさと終わり、見直しの時間や、早めに試験教室を退出したことがないのです。

ビジョントレーニングというものは、視力をよくするわけではありません。目から入った情報を早く処理する能力を向上させるわけです。目をコントローするのは、脳だし。情報を処理するのは、脳です。たぶん、脳の働きが良くなるはずだと考えています。

様々な勉強をする上で、効果が表れると考えています。
それを、自分自身で実証して、脳の働きがよくなったら、一石二鳥ですよね。

これからの自分のキャリアを考えるうえで、たくさんの勉強が必要なことは明白なんです。それを実現するためには、勉強するための基礎体力を強化しておく必要がある。

ちょっと、頑張ってみますよ。

人は人によって輝く

人は人によって輝く 「オオカミに育てられた少女」の話は 来たことがある人 多いことと思います 心理学を学んだことから アーノルド・ゲゼル 著 和訳本 「狼にそだてられた子」 を読んだことがある いろいろと 調べてみると この話は 事実と反する話 という事が 研究者の見解となってい...