松下幸之助の「学ぶ心」をしおりに見つけた。こちら。
どこかで見たことあるなぁ~、と思っていたのですが・・・。原文を見つけました。
学ぶ心
自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生みだしたと思っていても、本当はすべてこれ他から教(おそ)わったものである。
教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。そうした今までの数多くの学びの上に立ってこその自分の考えなのである。自分の知恵なのである。だから、よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの人であるといえよう。
学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。
語らぬ木石、流れる雲、無心の幼児、先輩の厳しい叱責(しっせき)、後輩の純情な忠言、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さいことにでも、どんなに古いことにでも、宇宙の摂理(せつり)、自然の理法がひそかに脈づいているのである。そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのである。
これらのすべてに学びたい。どんなことからも、どんな人からも、謙虚(けんきょ)に素直に学びたい。すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。よき知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄へのまず第一歩なのである。「道をひらく(松下幸之助著)」PHP研究所発行 「学ぶ心」より引用
明日からのはじまる2008年は、この『学ぶ心』をもって自分の目の前に積みあがった問題を解決していこう。9年前に教員になったときに、教員生活は4~5年と思っていたのですが・・・。そういえば、SE生活だって結局12年もやっていましたね。これも早く辞めるつもりだったのですがね。面白かったのですよね。
給料は安いけど!! もうしばらく、教員生活が続きますね・・・。
やっぱり仕事は、やっているうちに・・・。一生懸命やればやるほど、面白くなるものなのですね。