2015年3月31日火曜日

52歳を迎えて・・・・・(その2)


お陰様で、多くの人にささえられて52歳を迎えることができました。

50歳に手が届く年齢になったころから、“死”をほんのちょっとですが意識するようになりました。

三波 伸介 (お笑い芸人)
石原 裕次郎 (俳優)
東 八郎 (お笑い芸人)
美空 ひばり (歌手)
中島 らも (作家)
早乙女 愛 (女優)
シルビア (歌手)
山口 美江 (キャスター、タレント)
大豊 泰昭 (プロ野球選手)
52歳でお亡くなりになった多くの人が名前をご存じだった方々です。

なかでも、2012年3月9日にお亡くなりになった山口美江さんのニュースは、とても衝撃を受けた。

この数年前から、同じ世代の方々のお亡くなりになったニュースを聞くにつれ、「若いのに・・・」と言われつつも、いつ自分の人生に幕を閉じてもおかしくない年齢になったと。

そんなこともあり、自分の働き方を見直したいと思っていた。
降格を願っていた事が、実績が悪いこともあって願いがかなった。
考えもしていなかった、配置転換があった。

そんな時期に、山口美江さんが亡くなった。
改めて自分がどう生きていくのか、考えを巡らすことに大きく影響をもらった。

時代の変化と言えばそれまでだが、それまでの6年間位は自分らしく働いた記憶がない。そう、学生さんにも「仕事楽しそうですね」と言われることは無くなった。よく言われたのは、「いつも忙しそう」「いつも疲れている感じ」だったかな。とあるプロジェクトでご一緒した社長さんから、「もう学生さんに教えることが無いのに、教員なの?こんなことやっているんだったら、学校じゃなくて企業に転職したら?」なんてことも言われた。

2012年4月人事異動で、降格、配置転換は、「人間万事塞翁が馬」という諺を好きな私に変えてくれた。

将来の目標の無かった私に、具体的な目標を作るきっかけになった。そのために第一歩が、放送大学への入学となった。

私が何歳まで生きるのかは、神のみぞ知る。

スティーブ・ジョブズが、2005年にスタンフォード大学で行ったスピーチの一部。
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.
(英文:Stanford Report,June 14,2005 'You've got to find what you love,' Jobs says より引用) 
君たちが持つ時間は限られている。人の人生に自分の時間を費やすことはありません。誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。そして、最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感というのは、君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。だから、それ以外のことは、全て二の次でも構わないのです。
(和訳:ブログ“我ら、地域の仕掛け人! スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画”より引用)
「ありがとう」という言葉を学生さんからたくさん頂くようになった。時に、「楽しそうに働いていますよね」と言われることも。

私をささえて頂いた、私をささえて下さっている人は、亡くなった方もいるし、多くの場合には、私よりも順番からすれば先に無くなるだろう。私が頂いた恩を返すことはかなわない。
たくさんの頂いた恩は、社会やこれからの若者にできるだけお返ししたい。そのためにも、他人の人生を生きている時間は無いのですよ。

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