2008年12月31日水曜日

『ITパスポート試験』バナー広告


いやぁ~、ITパスポート試験の認知度をアップさせるための広報戦略にはお金を使っていますね。mixiにITパスポート試験のバナー広告を見つけました。ITパスポート試験紹介サイトも用意して、力が入っていますね。

Webやポスターなどの媒体には、若手女優の「堀北真希」さんを起用。携帯サイトの用意。
受験者のターゲット層を若い人にしているようですね。まあ、「堀北真希」さんは、オヤジうけもしますかね。
平成21年4月19日(日)に実施される第1回のITパスポート試験は、受験しますよ。

2008年12月30日火曜日

IT人材育成『企業が求めるIT人材“4つのスキル”』

日本HP HP Technology at Work 2008年11月号
 -企業が求めるIT人材“4つのスキル”-

米国企業の採用担当者へのアンケート結果の、和訳されたものが掲載されています。

この報告書を読むにあたってきちんと理解しておかないといけないことは、これは企業(対象企業の属性は不明ですが)においてITを活用して企業力を向上させるための人材としてアンケート結果ということです。多種多様なIT人材すべてに、当てはまるわけでなないこと。
個人的には、企業内の社内ITエンジニアや企業をサポートするフィールドITエンジニア、コンサルタントなど、企業のITシステム構築に携わるIT人材にもとめられる“スキル”ということになるでしょうか。
  • コミュニケーション力
    社内外のビジネスユニットやプロジェクトと密接な関係を持ち、そこで業務を推し進めるためにはコミュニケーション力が不可欠
  • テクノロジー力
    “テクノロジーに長けている”だけではダメで、テクノロジーを応用し、業務やビジネスの問題点を解決するというIT技術を業務にコミットできる能力が求められている
  • 文書作成力
    情報を正しく、的確に相手に伝えられる文章力は不可欠
  • 学習能力
    IT技術は日進月歩、また、ビジネスのトレンドも目まぐるしく変化します。そういう、進歩や変化のキャッチアップと取得のための“学習能力”が求められている
こうやって見ると、情報処理技術者試験をすべてとする教育では一項目しかカバーができない。ということになりますね。勿論、情報処理技術者試験にこれを求めることは間違っているわけで、それを活用して教育している教育機関、特に専門学校は考えないといけないですよね。
私の学校での取り組みは間違っていないと思うのですが、まだまだこれからというところでしょうかね。

「プロジェクトをまとめるコミュニケーション力、問題解決を行う技術力、そして利益を生み出す応用力、この3つを備えた人材であれば、どんな時代にも求められるITプロフェッショナルであることは保障されます」 (by Brain Gabrielson 氏 )
これから社会を背負ってたつ若い人たちに、こんなIT人材のベースになる教育を提供したいと、そんな思いをもって、実現に向けて努力をしないとね。

2008年12月29日月曜日

IT人材育成『2.今、押さえておきたい「IT人材育成」の新動向』

日本HP HP Technology at Work 2008年12月号
 -2.今、押さえておきたい「IT人材育成」の新動向-

元『日経コンピュータ』『日経ITプロフェショナル』編集長、インプレスビジネスメディア社 取締役 田口 潤 氏のインタビューから、人材育成の詳細な中身と今後の課題をレポートしたものです。
「官」:国の施策
  文部科学省
    ~動き始めた教育プロジェクト、プログラムの拡充が課題に~
  経済産業省
    ~広がりを見せつつある「スキル標準」の取り組み~
「学」:教育機関の施策
  情報処理学会
    ~新カリキュラムでスタートを切った日本のIT教育~
「産」:IT企業、ユーザ企業の施策
  ユーザ企業
    ~活発化するIT部門の見直しと再強化の動き~
  IT企業
    ~急務となるのは、経営資源となる「人への投資」~

何がスタンダードなのでしょう?
最終のIT人材像が異なるから、いろいろな教育のスタンダードがあるのでしょうか?
カリキュラムのサンプルもありますが、経済産業省の唱える「社会人基礎力」を考えて教育を考えるとすると、定義されているカリキュラムでは断片化した教育になってしまうのではないでしょうか。

私の勤務する専門学校では、「ITスキル標準」をベースに、インターンシップ、プロジェクト、PBLを組み合わせた教育システムに取り組み、今までの「情報処理技術者試験」ありきのつまらない教育から脱却をしたいと考えています。
まだまだ、その姿は見えていませんが「イノベーション」が必要であることを確信しています。

2008年12月28日日曜日

IT人材育成『1.日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在』

日本HP HP Technology at Work 2008年11月号
 -1.日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在

元『日経コンピュータ』『日経ITプロフェショナル』編集長、インプレスビジネスメディア社 取締役 田口 潤 氏のインタビューから、人材育成の必要性と実情、今後をレポートしたものです。

日経コンピュータ・・・、ですか。90年代初め、オープンシステムが台頭してきた時代に「ひどい雑誌」というイメージができました。書籍という特性上仕方ないのかもしれませんが、断片的は情報だけを発信し現場を混乱させたのも事実。
オープンシステムの一部のよい面だけを見せて、負の部分を見せずにオープンシステムを煽った。
富士通のとある事業部長のコメントが掲載され、そのコメントについて意義を申し立てた。事業部長いわく、本意が掲載されていない。

などなど。
とはいえ、オープンシステムの普及に貢献したことも事実でしょう。

そして、私も学びました。「日経コンピュータ」だけに頼るというか、日経BP社だけの情報に頼る「危うさ」を学びました。そして、情報を自分で判断することの大事さをね。

話を本題に。
日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在
  • 新興国では、優秀な人材が競ってIT職に就いています
  • 日本の産業、市民生活において、IT人材の質、量両面での強化が急務です
  • ITの全体像がわかる人材を育てなかった問題が、今、露呈しています
  • 求められているのは、IT技術の社会やビジネスにおける応用力です
ITがより高度化・複雑化する中でも、その全体像を見据え、操り、コントロールを行うのは、やはり「人間」。そんな今後のITを支える能力を備えた人材育成が何よりも重要である。

と、レポートは報告をしています。

そして、現在の教育の現状については
大学や専門学校などの教育機関と企業間との連携や国との橋渡しもなく、社会のニーズに即した実践的な講義も行われず、教育内容も断片化し、体系的な知識の取得や、あたらな技術のフォローなど、ITの変化に追いついていない。

確かに、おっしゃるとおりだと思います。
だからこそ、私もいろいろな取り組みを考えています。

でも、それを「ITスキル標準」が解決するわけではないでしょう。当初とは異なり、「ITスキル標準」と「情報処理技術者試験」をマッピングした時点で、私には???です。勿論、営業的には大いに利用しますが、正しい形なのかな?という思いがあります。

『高度人材育成プログラム』それはいいことだとおもいますが、そのステップに行くための第一歩を踏み出す部分での、一番のベースの教育が大事だとおもうのです。ITの高度人材育成ができていないってよく言われますが、基礎ができてないので構築できないってことがありませんかね?

2008年12月27日土曜日

Google Trendsに見る「就活環境」


Google Trends というサービスを使って、就職活動に関するキーワードがどのくらい興味をもたれているのかを見てみました。

10月になって急速に就活環境が悪化したことがグラフから見て取れるでしょうかね。
ニュースにおいても9月までは、「売り手市場」という言葉が使われていたのですね。

私の勤務する専門学校でも、夏が終わり秋になったとたんに「厳しくなったな」というのが感触です。
それを裏付けるようなグラフですね。


さて、来年は厳しくなることを想定していますが手をこまねいているばかりではありませんよ。



頭を使って、頑張りましょう。きっとよい年にできる。

2008年12月26日金曜日

文章情報管理士検定試験

文書情報は、コンテンツであり。ライフサイクルが存在する。
文書が作成されてから破棄されるまでの、期間をライフサイクルというが、文章の性質によりすぐに破棄されてしまうライフサイクルの短いものから、何年にもわたって追記・変更されながら保存されるライフサイクルの長いものまでさまざまである。
また、機密情報・個人情報などのセキュリティを意識しないといけないでしょう。

   参考:文書管理士をご存知ですか?

確かにそう考えると、文書情報管理は大事なことではあります。検定試験のニーズはあるのでしょうね。

文書情報管理士検定試験
概要

 上級:
   文書情報マネジメントに関する日本特有の法令
   標準規格及び電子文章
   マイクロ写真関連の専用知識

 1級:
   電子化文書関連、マイクロ写真関連の専門的知識及び実技的応用能力
     (システム、規格、法律等)
   コンピュータ及び周辺装置、ソフトウェア、ネットワーク関連の基礎的知識

 2級:
   上記1級分野の基礎的知識及び実技的能力


こうみると、企業において文書管理システム(広義の意味での)に携わる物にとって、またはリスク管理をする上で必要な知識であると思います。

受験資格

 上級:
   CompTIA CDIA+に合格している
   (CompTIA CDIA+とは、ドキュメントイメージングソリューションに関連するスキルの資格)

 1級:
   2級文書情報管理士資格を有する方

 2級:
   学歴、職歴、年齢を問いません

受験料

 上級、1級、2級一律   10,000円(消費税込み)



ちょっとどんなものか受験するには、お高いですね。

ちなみに、模擬問題(体験版10問)が「文書情報管理士検定 受験について」のページより体験できます。
   こちら

私の体験結果は、70点合格でした。

2008年12月18日木曜日

職業ガイダンス in 神奈川県立大和南高等学校

『コンピュータ』分野の職業ガイダンスで、神奈川県立大和南高等学校に出張に行ってきました。

神奈川県立大和南高等学校は、
  • 2学期制の導入
  • 2年次より総合選択制を取り入れ、多様な選択科目を設置
  • 各科目で小集団学習
  • 各種進路ガイダンスの充実
という、特色を持った学校です。

で、私の仕事は高校1年生を対象に、職業体験授業を実施するという事。

  1. 職業の説明
    ・就職先
    ・資格
  2. コミュニケーションの必要性・接客マナー・言葉遣い
    ・それぞれの重要性を説明
    ・コミュニケーションについては、簡単な作業を実施
     情報デザインのワークショップで実施している紙に書くものを実施
     こちらの「ペンと紙」を実際に体験してもらう
  3. プログラミングの体験
    ・Microsoft Excel VBAを使ったプログラミング体験
  4. 大学、専門学校などで学ぶことについて
    ・どんなことを学ぶか
    ・学ぶことの違いについて

こんな内容で、授業を実施させていただきました。

参加したのは、高校一年生の生徒さんでしたが、きちんとした礼儀正しい生徒さんでした。

受講した生徒さんのどれくらいが、IT業界を目指してくれるのでしょうか?

2008年12月16日火曜日

就職のサポートを考えないとね

http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/15/en.html

「就職難しい」回答学生が急増、9割超に − @IT via kwout


今まで以上に、就職のサポートを考えないといけないですね。企業の採用担当者とお話して言われることは、専門学校生の就職活動時期を早めてくださいといったお話。いままで、専門学校生向けに採用枠を取っていた企業様なども、大卒と合わせて。ということになるということでしょう。
全体的に2月、3月に活動を早めるためにも、1月に実施する就職ガイダンスで何を伝えるか。
大事ですね。

ペーパープロトタイプ ウェブサイト


オンラインショップのペーパープロトタイプ。

2008年12月15日月曜日

ハンメール ペーパープロトタイプ

専修大学の上平先生に、夏のワークショップで教えていただいた映像。



メールソフトのインターフェースを、ペーパープロトタイプでテストする。

2008年12月14日日曜日

ペーパープロトタイピング テスト1



Paper Prototyping  Test One  User:Stephanie  Age:23
ペーパープロトタイピング テスト1 ユーザ:ステファニー 年齢:23歳

Scenario One (シナリオ1)

You arrive in Bath for the first time. You want to know where a resturant is and
how to get to it. What would you do?
あなたは、はじめてBathを訪れます。あなたはレストランがどこにあるのか、それをどのように始めるかを知りたがっている。あなたは、どんな操作をするでしょうか?

Scenario Two(シナリオ2)

Your in town and you want to go to a club. You need to first choose a club and
then see if there are any of your friends there. What would you do?
あなたは街中にいて、クラブに行きたい。あなたはそこで最初にクラブを選んで、次にあなたの友人の誰かがそこにいるかどうかを見つけるたいです。あなたは、どんな操作をするでしょうか?

Scenario Three (シナリオ3)

Your in town, Adam who is your friend is also in town, you want to know where he
is right now. What would you do?
あなたは街中いて、友達の誰が町中にいるのか、アダムがどこにいるのかを知りたいです。あなたは、どんな操作をするでしょうか?

Scenario Four(シナリオ4)

You are in a pub, your favourite band who are new are playing. You want to see
if there is any people similar to you in your location.What would you do?
あなたはパブにます。あなたのお気に入りのバンドが演奏をします。あなたは、あなたと同じ場所であなたと同様の人々がいるかどうかを知りたいです。あなたは、どんな操作をするでしょうか?


Scenario Five(シナリオ5)

Your in town on a night out with your partner, you do not want to be disturbed.
What would you do?
あなたは夜の町中にいて、あなたのパートナーも一緒です。あなたは騒がれたくはありません。あなたは、どんな操作をするでしょうか?

2008年12月13日土曜日

平成21年1月9日(金)は、就職ガイダンス

来年度卒業期の情報学科の学生さん向けに、就職ガイダンスを実施することになりました。ガイダンスの担当をするのは、私。

実施日時:平成21年1月9日(金) 13:05~14:30
場 所 :八王子キャンパス 研究棟A-503
講 師 :わたし

活動の早い学生さんは動いていますが、専門学校生はこれから。というのが例年のパターン。
でも、それでは来年度はまずいです。その意味で、学生さんに就職活動についてきちんと考えてもらえる、きっかけを与えないといけない。それには、話をするんではなく、「気づく」ための作業をして貰うのが一番。そこまでは、わかっている。

では、どんな作業をするのか。どんな演出をするのか。思案のしどころです。
『就職ガイダンス』をどのようにデザインするか?こうご期待!!

2008年12月11日木曜日

『就職特別講座「模擬面接」 in 二松学舎大学』の見学

12月4日(木)夏目漱石も学んだという、二松学舎大学(千代田区三番町)での、就職特別講座「模擬面接」を見学に行ってきました。
二松学舎大学では、4年間のキャリア教育プログラムを用意し、社会のニーズに即した人材育成を掲げプログラムを実施されています。今回、私が見学したものは大学三年生向けに用意された就職特別講座「模擬面接」というものです。
模擬面接の担当者は、東京中小企業家同友会に所属する企業の代表取締役の皆さんです。
各企業の代表取締役1名に対して、学生さんが4名~7名で小さめの教室に別れて模擬面接を実施していました。数か所模擬面接を実施している場所に、入りこんで見学をいたしました。学生さんは熱心に取り組んでおられました。
それぞれの会場ごとに雰囲気や実施状況が異なり、ちょっと違和感を覚えました。
しかし、実際の面接を考えますと、企業によって方法や雰囲気は様々ですよね。こちらのほうが、より現実的で、自然なんですよね。ちょっと、これは学校の教職員では、真似できませんね。
ぜひ、本学園でも同様の模擬面接会を実施したいと思います。
しいかし、企業の代表取締役の皆さん10名を半日拘束しての模擬面接会。お金に換算するといくらになるのでしょうね?

とても良いものを見学させていただきました。
ありがとうございました。

人は人によって輝く

人は人によって輝く 「オオカミに育てられた少女」の話は 来たことがある人 多いことと思います 心理学を学んだことから アーノルド・ゲゼル 著 和訳本 「狼にそだてられた子」 を読んだことがある いろいろと 調べてみると この話は 事実と反する話 という事が 研究者の見解となってい...