2008年12月28日日曜日

IT人材育成『1.日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在』

日本HP HP Technology at Work 2008年11月号
 -1.日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在

元『日経コンピュータ』『日経ITプロフェショナル』編集長、インプレスビジネスメディア社 取締役 田口 潤 氏のインタビューから、人材育成の必要性と実情、今後をレポートしたものです。

日経コンピュータ・・・、ですか。90年代初め、オープンシステムが台頭してきた時代に「ひどい雑誌」というイメージができました。書籍という特性上仕方ないのかもしれませんが、断片的は情報だけを発信し現場を混乱させたのも事実。
オープンシステムの一部のよい面だけを見せて、負の部分を見せずにオープンシステムを煽った。
富士通のとある事業部長のコメントが掲載され、そのコメントについて意義を申し立てた。事業部長いわく、本意が掲載されていない。

などなど。
とはいえ、オープンシステムの普及に貢献したことも事実でしょう。

そして、私も学びました。「日経コンピュータ」だけに頼るというか、日経BP社だけの情報に頼る「危うさ」を学びました。そして、情報を自分で判断することの大事さをね。

話を本題に。
日本の「IT力」を支える「人材育成」の現在
  • 新興国では、優秀な人材が競ってIT職に就いています
  • 日本の産業、市民生活において、IT人材の質、量両面での強化が急務です
  • ITの全体像がわかる人材を育てなかった問題が、今、露呈しています
  • 求められているのは、IT技術の社会やビジネスにおける応用力です
ITがより高度化・複雑化する中でも、その全体像を見据え、操り、コントロールを行うのは、やはり「人間」。そんな今後のITを支える能力を備えた人材育成が何よりも重要である。

と、レポートは報告をしています。

そして、現在の教育の現状については
大学や専門学校などの教育機関と企業間との連携や国との橋渡しもなく、社会のニーズに即した実践的な講義も行われず、教育内容も断片化し、体系的な知識の取得や、あたらな技術のフォローなど、ITの変化に追いついていない。

確かに、おっしゃるとおりだと思います。
だからこそ、私もいろいろな取り組みを考えています。

でも、それを「ITスキル標準」が解決するわけではないでしょう。当初とは異なり、「ITスキル標準」と「情報処理技術者試験」をマッピングした時点で、私には???です。勿論、営業的には大いに利用しますが、正しい形なのかな?という思いがあります。

『高度人材育成プログラム』それはいいことだとおもいますが、そのステップに行くための第一歩を踏み出す部分での、一番のベースの教育が大事だとおもうのです。ITの高度人材育成ができていないってよく言われますが、基礎ができてないので構築できないってことがありませんかね?

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