2015年4月2日木曜日

「幸福の秘訣」とは・・・、そういうことか・・・

「幸福の秘訣」とは、なんて考えたことあります? 
私は、そんな事考えたこともない。

しかし、世の中には『幸福論』なるものがある。
幸福論とは、幸福ひいては人生そのものについての考察・論究のことだそうで、さまざまな人が幸福について考察をしている。なかでも、三大幸福論と言われるものがある。

  • カール・ヒルティの『幸福論』(1891年)
  • アランことエミール=オーギュスト・シャルティエの『幸福論』(1925年)
  • バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセルの『幸福論』(1930年)

ラッセルの『幸福論』の中に、このような言葉があるそうです。
幸福の秘訣は、こういうことだ。
あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。
何となく、そうだよね。と思える言葉です。

この言葉、大谷大学のWebサイトで見つけました。

その中で解説を、ご紹介します(ごそっと引用)。
 幸福な人は、人生に対する情熱と幅広い興味を持っています。まず、幸福の鍵となるのは「熱意」そのものです。熱意のない人生は、空腹でないときに食べる食べ物に似ています。次いで、「仕事」と「私心のない興味」の両立をラッセルは勧めます。たいていの仕事は、時間を有意義に使うのに役立ちますし、建設的な要素を持ち得るのなら、なお喜ばしいものです。大学生にとって、この「仕事」は学問に励むこと、と言い換えられるでしょう。同時に、余暇を満たし、緊張を解きほぐしてくれる興味も必要であるというのが、ラッセルの考えです。そうした関心は、物事がうまくいかないときにも、私たちが思考を切り替えるのを助けてくれます。
周りの大人たちを見まわしてみると、さまざまな人がいます。どうしてこんなにも大きく異なる、差異が出るのだろう。どういう経験をしてきたのだろう、と思う事があります。しかし、その大きく異なること、差異が、幸福か?そうでないか?を決めているとは思えない。

ただ、特定の物事にとらわれずに『様々なものに興味を持っている』人は、さらに視野や場が広がっていく。

『あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ』このことが、あなたに『よかった~、ありがとう。』と思える体験や経験をもたらしてくれる。

そう考えると、『私は幸福なんだ』という事になるなぁ~。

0 件のコメント:

コメントを投稿

人は人によって輝く

人は人によって輝く 「オオカミに育てられた少女」の話は 来たことがある人 多いことと思います 心理学を学んだことから アーノルド・ゲゼル 著 和訳本 「狼にそだてられた子」 を読んだことがある いろいろと 調べてみると この話は 事実と反する話 という事が 研究者の見解となってい...