今に合わせ言い換えると、
仕事は、自分以外の人のためにある。
という事では、無かろうか。
仕事に対する姿勢として、「自分以外の人の求めに応えるのが仕事の基本」ってことです。
このことは、「どうしてこんなにも無駄な事」「なんて段取り悪いんだよ」という仕事で考えてみると分かりやすい。なぜ、こうなるのか? それは、仕事をコントローする人が、結果がその人の期待通りになれば、結果が取り繕えれば良いと考えている。そういう仕事の仕方しか身につけられなかったからのようです。
だって、そういう人は「いつでも周りの人が、もっとちゃんと段取りしろよ!ちゃんとした指示出せよ!」と思いながら、いつでもそういう仕事をさせられている。
それは、そのことによって関わる人がどうか?を考える事が出来ない人なんです。
書類をコピーする仕事一つを取って考えてみても同じです。ちゃんとコピーのできる人と、どうしてこんなコピーをするかな?って人がいる。
「自分以外の人の求めにこたえるのが仕事の基本」ってことがわかってない。気が利かない人ってのはいますよ。でも、気が利かなくても仕事とはこういうもの。仕事はこうするべき。という事を、きちんと教えてもらっていればできる。
即戦力だとか言って、ちゃんと仕事の仕方についての教育をしない、継続的に人を育てることをしない組織、結構あるんじゃないかな。仕事の仕方を指導できない上司も多い(ちょっと、自分の反省も含めて)。そして、仕事の仕方を教えてもらえるのは、若いうちだけ。中堅以上になると、本当の意味で仕事ができなくても、誰にも言ってもらえない。だかた、ずーっと“ダメな人”と陰口をたたかれながら、年取ってプライドだけが向上する・・・。
ブラック企業って、よく長時間労働の事が取り上げられるけど、ちゃんとした仕事の仕方を教えられない、人を育てられない(教育をすれば人は育つわけではない、学校を卒業してもいろいろでしょう。教育を受けさせる事と、人を育てることは違うの)企業こそが「ブラック企業」だと思うのですがね。
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